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今回取り付けたのは、三菱レイヨンのクリンスイUタイプという、アンダーシンクタイプのものです。
丁度オークションで良いものが出ていたので落札しました。
カートリッジは、UZC2000という型式で、性能に関しては以下の通りとなっています。
遊離残留塩素 |
総ろ過水量40,000L(除去率80%) |
濁 り |
総ろ過水量20,000L(ろ過流量50%) |
総トリハロメタン |
総ろ過水量8,000L(除去率80%) |
溶解性鉛 |
総ろ過水量10,000L(除去率80%) |
CAT(農薬 ) |
総ろ過水量20,000L(除去率80%) |
2 - M I B ( カビ臭 ) |
総ろ過水量20,000L(除去率80%) |
テトラクロロエチレン |
総ろ過水量20,000L(除去率80%) |
トリクロロエチレン |
総ろ過水量20,000L(除去率80%) |
1,1,1-トリクロロエタン |
総ろ過水量10,000L(除去率80%) |
クロロホルム |
総ろ過水量8,000L(除去率80%) |
ブロモジクロロメタン |
総ろ過水量10,000L(除去率80%) |
ジブロモクロロメタン |
総ろ過水量10,000L(除去率80%) |
ブロモホルム |
総ろ過水量10,000L(除去率80%) |
一番少ない限界値でも8000Lあります。キングの清水タンクが80Lですから、すべてを濾過しても100回分は使えるということです。ですので、毎週出かけたとしても、2年間は使えるということになります。 |
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まずは、シンクを取り外し、元の混合栓も外します。この浄水器は、混合栓の水側を分岐するような方式ですので、この部分の分解としました。これなら、タンク内の水のほかに、水道直結の時も浄水器の恩恵が受けられます。 |
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混合栓を外してビックリ。普通混合栓は1/2インチ(4分)サイズのネジを使うのですが、この混合栓は3/8インチ(3分)サイズでした。これは、ちょっと単純には接続できません。 |
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そこで、1/2と3/8サイズを変換するアダプタを買ってきました。 |
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こんな感じで、水側にシールテープを巻いて、アダプタをねじ込みます。 |
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次の問題点は、パイプ。
元の状態では、1枚目の写真のように、水とお湯が同じ長さです。
このままですと、分岐をうまくつけることができません。
そこで、2枚目のように水側を少し短くカットしました。
チューブは、元々はカシメで止まっていましたが、再利用はできなそうなので、カット後はホースバンドでの固定としました。
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次に浄水器用の給水栓を取り付けるために天板に穴をあけます。取説では、36〜40ミリの丸穴となっていたので、間を取って38ミリの穴をあけました。
穴あけには、木工加工用の専用工具を使いました。
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無事貫通です。 (^−^)v |
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浄水器用の水栓を取り付けて、各部を接続します。 |
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浄水カートリッジ本体は、悩んだ末、シンク下物入れの一番奥に設置することにしました。 |
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シンクを取り付けて、内部を覗いたところです。
結構きれいに収まっています。
丁度写真の中央にあるのが、水を分岐している部分です。 |
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どうです、まるで初めから付いているみたいにスマートに取り付けできました。
もちろん、ポンプの動作も全く問題なく、実用的な量の浄水が取り出せます。これは、水中ポンプではない容量型のポンプを使用しているグローバル社だからできた改造と言えるかもしれません。
これで、万が一の非常時にも安心して清水タンク内の水が飲めます。 |