キャンピングカー乗り換えへの道

キングの架装部分に特に大きな不満は有りませんでしたが、ベース車であるカムロードの
特にリア周りの不安は、ぬぐいきれません。
さらに衝撃だったのが、2009年3月のグローバルの倒産。。。
特に我が家は、販売店を通さず直接購入でしたので、電気関係は別としても、シェルに何かあったら
修理が出来ないという現実。。。
(注)幸い、元グローバルの社員の方がメインテナンス会社を立ち上げましたので、
修理できないという事態は回避されましたが、なにか後味が悪い。

そこで、次に乗り換えるとしたら、どうしようと考えてみました。
1)ベース車
タイプ
特徴
カムロード 今と同じ 全く意味無し しかも、3Lのディーゼルは、2.5Lよりレスポンス
が悪い(排ガス規制の影響か?)
エルフやトヨエースの2tクラ
足回りは安心だが、この手の車はチルトキャブでエンジンをメンテする。架装
するとそれが出来なくなるので、特注扱いでカムロードのようにメンテナンス
ホールを設けてもらう必要があるとか。。。これの改造費が50万以上らしい
物によっては、4WDも有り
しかし、所詮トラック 乗り心地は。。。。
マイクロバス 元々大量の人を乗せることを前提としているので、足回りはしなやか、架装
重量にも余裕有り。
リアダブルタイヤが一般的
三菱のローザには4WDがあるが、全長7m&回転半径7.5mでは取り回
しが難しい

ここから見えてくるのは、4WDさえあきらめれば、やはりマイクロバスの標準ボディ
(各社とも全長6.2m程度、回転半径は5.5〜6m)
が一番無難であろう

2)各社マイクロバス特徴(標準ボディ、ベースグレードでの比較)
車名
全長×
全幅
エンジン
最小
回転
排気B
AT
ABS
エア
バッグ
サス
ペンション
ブレーキ
コースター
(トヨタ)
6255×
2035
4009:DT 5.5 有り 6速 OP 無し 前:Wウィッシュボーン
後:リーフ
前:BD
後:ドラム
シビリアン
(日産)
6270×
2065
4478:G
2953:DT
6.0 無し 4速 OP 運転席
OP
前:リーフ
後:リーフ
前:BD
後:ドラム
ローザ
(三菱)
6245×
2060
4899:DT 6.1 有り 6速 標準 無し 前:リーフ
後:リーフ
前:BD
後:ドラム

この中で見ると、シビリアンの排気ブレーキ無しは、致命的である。
カムロードでさえ、長い坂道ではエンジンブレーキ併用していてもブレーキが焼け気味になるのに
それよりもおそらく1tは重いであろうバスでは、致命傷となるはずである。
次に税金の面で言えば、シビリアンの3Lディーゼルが一番だが、ATが4速しかない。
ということは、予想以上に燃費が悪くなることが予想され、走行距離にもよるが、6速AT車に
トータルのコスト(税金+燃料代)で負けてしまうのではないかと思われる。
ガソリンならその差は顕著であろう。
しかし、ローザは、他の2車種よりさらに税金が1ランク上であるので、トータル1番高いかな?
サスは、コースターはフロントがWウイッシュボーンと1歩リードだが、逆に板バネに比べ
許容加重が少ないという欠点はある。ただ、バスはフロントにバンクベッドを持たないのが
基本なのでこの点は問題ないと思う。

これらから考えると、現状でのベストチョイスはコースターということになる。

その2へ続く

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