キャンピングカー購入への道

2005年が明けた頃から、少しずつ考え始めてきました。
別に、今のフレンディに大きな不満が有るわけではありません。ただ、将来のことを考えると、ちょっと不安要素も有る
わけです。(どっちなのよ!!)
1)キャンプに行くたびに総重量100kgを超える荷物を毎度出し入れしなくてはいけない。
2)うちは家族3人ですが、みんなジャンボサイズ。ちょっと狭いです。
3)今乗っているフレンディは、ディーゼル規制に引っかかる。
  (住所は、対象地域外ですが、売りに出すとき不利)
4)AFTは、風の強い日には使えない。(3人で1階で寝るのは窮屈)
5)トイレの問題が。。。。。
さらに、次期モデルを待とうにも、どこの雑誌にも、フレンディの次期モデル開発の話は無し。 (;_:)
聞こえてくるのは、絶版という話のみ。 (;ロ;)
別にマツダさんを恨んでいるわけではありませんが、こうなってしまうとあきらめざるを得ません。
かといって、アルファードやエルグランドに行く気もありません。(家族3人が車中泊出来る広さではない)
そこで、浮上してきたのがキャンピングカーです。
キャンピングカーといってもいろいろあります。そこで、妻や子供の意見も入れてみると、次の様な仕様が見えてきま
す。
以下のことは、あくまでも私個人の考えです。考え方は人それぞれ違うと思います。「ふーん、
すずよしって人はこんな風に考えているのか」程度に思っていただければ良いかと思います。

1)実用的な広さの独立したトイレルームがあること
2)出来れば温水シャワーも欲しい
3)きちんとした、キッチン設備(カセットコンロは??)
4)50Lを超える給排水設備があること(シャワーを使うなら、当たり前)
5)ダイネット(普段座る場所)とは別に、大人用常設ベッドが有ること
5)オートマチック(もうマニュアルは面倒)
6)4WD(スキーに行くから)
7)サイズは、2mx5m程度
8)高速道路をストレス無く走れること(あまり登坂車線のお世話になりたくない)
9)国産(ベース車も架装メーカーも)
10)フル電化にはこだわらない(eu16iがあるので、いざというときは使える)
エンジンに関しては、排ガス規制をクリアしていれば、ディーゼルでも良いのでは無いかと思います。
キャンピングカーは重いので、低速トルクのあるディーゼルの方が、走りやすいはずです。

※キャンピングカーの種類
キャンピングカーは、形状的に分けると、1)バンコン、2)キャブコン、3)フルコン、4)トレーラーに分かれます。
種類
イラスト
特徴など
判定
バンコン ハイエースやキャラバンなどのボディをそのまま使ったタイ
プ。
今と寸法がほとんど変わらないので、取り回しは楽。
その分車内も狭めで、独立トイレルームが無い物がほとん
どです。(今の環境とさほど変わらないので意味がない)
却下
キャブコン 価格と装備、サイズを考えると一番妥当か?
乗り心地については、あまり期待できない。(ハイエース等
がベースなら少しはましらしい)
トラックベースなら丈夫?
フルコン 一部を除けば、全長が6mを超える場合も多い。
装備は充実。
外国製が多く、価格も高め。
却下
トレーラー 車(この場合、引っ張る車をヘッドと呼ぶ場合がある)にヒッ
チと呼ばれる牽引装置を付加して牽引する。
重量750kgまでなら、普通免許で牽引可能。(それ以上の
重量の物は牽引免許が必要)
金額は他に比べて安め。
エンジンは無いが、車両なので、車検もあります。(軽自動
車程度の費用)
走行中に使用できない。(乗車設備ではないので)
慣れの問題とは思うが、運転(特にバック)に気を使う必要
がある。
却下

消去法で(とりあえず)キャブコンと言うことになりました。
キャブコンの多くは、1トン前後のトラックの荷台部分に、シェルと呼ばれるFRPやABSの箱をかぶせて、その中に部
屋を作っていく方式です。また、このほかにワンボックスの後ろ部分をカットして、そこにシェルを乗せている物もありま
す。

※キャブコンのベース車
ベース車としては、ボンゴトラック(OEM先の日産や三菱ブランドの場合もある)、タウンエーストラック、カムロード(トヨタ
のトヨエースをベースとしたキャンパー専用シャシー)、エルフ、キャンターが主な物です。ワンボックスとしては、ハイエ
ースやキャラバンをベースに作られています。
ベース車
特徴など
判定
ボンゴトラック、タウンエ
ーストラック
エンジンは、ガソリン1800cc、ボンゴトラックは、2000ccディ
ーゼルもあるが、パワー・トルクともガソリンに比べてアドバンテ
ージがない。(1800ccでは、登坂性能に問題がありそう。リー
エキスポートのアウトドアジュニア等、全長を4.5mぐらいに押さ
えた車ならまだしも、あの車体で2mx5mはつらいと思う)
タウンエーストラックは、4WD+ATが最近発売されたばかりな
ので、ビルダー(架装メーカー)によっては、4WDはMTの場合
が多い。
却下
エルフ・キャンター エンジンは、4000〜5000cc前後のディーゼル。
(NoX、PM法適合)
パワー・トルクとも申し分なし。
ワイドキャブ(運転席部分の幅のこと)が多いので、シェルとの段
差が少なく、感覚がつかみやすい?
価格は、他のベースに比べ高め
却下
キャラバン・ハイエース バンコンなどにも使われるが、ボディをカットしてシェルを架装
し、キャブコンとしても使っている。
特にハイエースのワイドボディは、幅2mのシェルを架装してもシ
ェルとの段差が少ない。
エンジンは、2700ccガソリンDOHCで、Good
ボディをカットしている分、キャブ周りの剛性は大丈夫?
元々重いシェルを乗せることを想定されていない場合が多いの
で、シャシーの許容重量がぎりぎりでは?
価格ちょっと高め
却下
カムロード トヨタから出ている、キャンパー専用シャシー(ベースは、トヨエー
ス/ダイナの1t積み)
エンジンは、2000ccガソリンDOHCと2500ccディーゼル
(NoX、PM法適合)
価格安め

ということで、またもや消去法で、ベース車はカムロードに決めました。(マツダは、ボンゴベースでは、キャンパー用に
足回りをチューンしたモデルを出しているのに、なんでタイタンベースが無いのだろう?)

ということで、これらをクリアした車種を挙げてみると
バンテック zil520
バンテック LEOバンクス
グローバル キング5.3WD

に行き着きます。
この3台中、レオバンクスのみが全長5m未満で、ZILとキングは、約5.2mモデルです。
レオバンクスとZIL520は、ほぼ同じレイアウトを採用しているのですが、トイレ、常設ベッドとなると、5mでは少々容量
不足気味の感じは否めません。
従って、実際は、ZIL520とキングの一騎打ちになりそうです。

このほかの検討車種としては、
車種
検討内容
セキソーボディ プログレス 給排水タンクが20Lしかない。展示場で実車を見たとき、内装部の仕上げが悪かった。(パテはみ出しすぎ)←展示車だからかもしれませんが?
他のキャンカー乗りの方のHPでは、セキソーの中山社長は大変に話がわかる人だと言うことでしたが、私が行ったときはたまたまいらっしゃらなかった様で、詳しい話が出来なかったのは残念です。
グローバル エクステージ レイアウトは、キングとほぼ同じであるが、フルコンスタイルを取っているために、前方の開放感は申し分なし。ネックは価格。
東和モータース フレミッシュ 給排水タンク小さい
リアベッドは、5m未満の全長のわりには広く取られている。
コンロがカセットコンロ
基本価格は安いですが、オプションを付けていくと結構なお値段に
リーエキスポート アウトドアジュニア ベース車がカムロードではありませんが、隅々まで非常に良く考えられた車です。
1.9x4.7mの車体に、なんと157Lの清水タンクを持つ驚異の車です。
また、28Aまで取れる発電機を搭載し、家庭用エアコン、オーブンレンジ等家電製品を積んでいます。
ただ、小さい分我が家には狭く感じました。
また、いくら静かと言っても、発電機を回せるところは限られます。ジュニアは発電機を回すか、外部電源を繋いであげないと本当の能力を発揮できないので、AC設備のない一般のオートキャンプ場では、かえって不便になる可能性があります。

でした。

さてどうなることやら。

その2に続く

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